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スピーカー、アンプ、DAC等のオーディオレビューをしています。
2024.04.19
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2013.01.09


SOULNOTE sd1.0-2.jpg
ソウルノートのDAC、SOULNOTE sd1.0を貸出し試聴しました。

DACはMusic Streamer II+(実売4万円程度)でも満足でしたが、この10万円クラスのDACはやはり格上でした。

ボーカルと楽器の実在感があり、演奏している一つ一つの音がシャープで力強く前に出てきます。解像度が高く、高域は見通しが良くクリアに広がり低音の圧力も強くなりました。

特徴であるパワフルさと透明感が自分の好みに合っているのかもしれません。今欲しいオーディオ機器No.1です。

(追記)※現在は購入してメインのDACとして使用しています。別の記事で感想を書いています。

サンプリング周波数は192kHzまで対応しているので(96kHzでも十分)e-onkyo music配信のハイレゾ音源も楽しめます。意外なのはUSB端子がなく光デジタルか同軸デジタル入力になります。

※この貸出し試聴をした当時はサウンドボードSE-200PCI-LTDからの光デジタル出力でしたので、USB~DDコンバーター経由~同軸デジタルで音を出せばさらに音質は上がるはずでした。現在はDDコンバーターのUDT-1を所有していますが、SE-200PCI-LTDの光デジタル出力では解像度が落ちて演奏音が一歩奥に引っ込んでしまいます。

同じソウルノートのプリメインアンプ、SOULNOTE sa1.0と合わせた音はさらにソウルノートサウンドになります。余韻や響きをなくし、透明感のあるボーカルと演奏はアタック感の強いはっきりした音で聴かせてくれます。寒色系と言われていますが、力強さから冷たい音には感じません。ジャズやロックを熱く聴ける音です。

よくDAC(CDプレーヤー)、アンプ、スピーカーがどれくらいの配分で音質に影響しているかが話題になります。たしかに音を増幅し吐き出す部分のアンプとスピーカーの影響が大きいのは間違いないですが、DACは根本的な音のリアリティに関わります。結局、所有システムに合わせてどれも重要なんですね。

購入前に難しいのは試聴が困難なことです。PCと接続するDACは店頭でも一部しか見かけませんし、まして好みのDACを同時に聴き比べることができるショップを探すのは難しいです。

価格コムやAmazonではONKYOとLUXMANのモデルの口コミが多いので参考になりますが、10万円クラスになるとほとんど情報がありませんね。

よくオーディオ雑誌で高級DACのテストをしていますが、10万円台でも評価の低い商品があって怖くなります。本当に音質面でイマイチだったり、また自分のシステムに組み込むと好みの音ではなかったり。またあまり知られていないモデルを購入してしまうとオークションでも高く売却するのは難しいでしょう。

そんな中で機器の貸出しを行なっているソウルノートさんには感謝したいです。じっくりとアンプやスピーカーを入れ替えて試聴ができました。試行錯誤しながらひとつずつステップアップするのがオーディオの楽しみでもあります。

SOULNOTE sd1.0.jpg


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