RCAケーブル比較

赤白ピンケーブル
情報量が少なくバランスが悪い。音の広がりも良くない。なぜかボーカルの位置が高く感じる。
ピュアオーディオでこのケーブルを使っている人はあまりいないと思いますが一応聴いてみました。



オーディオテクニカAT564A＜1,208円/1m＞
価格が安い割に低域がしっかり出てくる。中高域は甘く解像感はもう一歩。



ベルデン8412＜3,300円/1m＞
柔らかめの太い音で、高域は少し抑えて中低域を重視したバランス。ボーカルが聴きやすい。



ベルデン88760＜3,500円/1m＞
ボーカルより演奏が大きくなり、スネアドラムや低域の押出しが強くタイトな音。よりパワフルにしたい時や、ボーカルの張り出し軽減にも合いそう。



モガミ 2534＜約3,000円/1m＞
抜けが良くボーカルやメインの楽器が聴こえやすい。中低域バランスでベルデン8412と似ているがすっきりした音で、ボーカルは同じく聴きやすい。高域に少し刺激を感じる。倍音は多め。



モガミ 2497＜約3,000円/1m＞
中高域の位置が高くなって音場が明るく広がる。ボーカルはモガミ2534より立体感がわずかに減る印象。全体的に偏りなどの癖を感じない。



オヤイデd+RCA classB＜3,570円/1m＞
締まった低域でメリハリのある音。一音一音がはっきりしているので、余韻を楽しみたいボーカルものやクラシックよりは、ロックや打ち込みを多用したサウンドが得意そう。
見た目は明るいグリーンが特徴のポップなデザインなので、無骨なAV機器の中ではひときわ目立ちます。



Fundamental(ソウルノート)RL-750＜5,250円/0.75m＞
中低域バランスで、モガミ2534よりさらにクリアに抜けを良くしてボーカルや楽器の音がはっきりする。モガミ 2497に比べると高域の広さでは劣る。
ソウルノート製品の内部配線を使用しているとのことで、見た目はシールドやビニールカバーがない針金のようなケーブルです。
※現在は生産終了となり上位グレードのケーブルが販売されています。



オーディオテクニカAT-EA1000＜7,035円/1.3m＞
高域の伸びと強調があり、低域の引き締まり感は良いが高域に隠れがち。ボーカルや楽器の音色はクリアで倍音は少なめ。



ゾノトーン SILVERMEISTER AC1001＜7,245円/1.2m＞
中低域が聴きやすいバランス。音全体が今までより一歩前に出て力強くなる。クッキリした音で余韻が多く、このケーブルの味になっている。高域は強調は感じないがキラキラした冷たい綺麗さがある。高域の広さはあまりない。プラグはしっかりしていますが、ツヤのある半透明ビニールの外装は安っぽく感じます。



オヤイデ PA-02＜約10,000円/1m＞
クッキリとした音で抜けが良く、低音はとてもタイト。比較した中で最も余韻が少なく引き締まり、音をはっきりさせる効果が大きい反面、滑らかに広がる音場感は減少。ケーブルは固くて取り回しは悪いです。



オヤイデ ACROSS750 RR＜14,490円/1m＞
クッキリとした音で抜けが良く適度な余韻があり、高域がよく伸びて音場が広がる。バランスは偏りがなく、分離感も良く引き締まった低域がよく聴こえる。ただボーカルや中域の立体感が少し弱め。
ケーブルは固くて取り回しは悪いです。



ゾノトーン6NAC-3000MEISTER＜17,745円/1m＞
ゾノトーンSILVERMEISTER AC1001より全体の押し出しが強くなり、密度や音数が増える。中低域バランスの特徴は同じで厚みが出ている。同じくクッキリした音で余韻や倍音は多め。
ケーブルはとても柔らかく、プラグはしっかり挿し込めて使い勝手は一番良い印象。高級感があり、見た目にも力が入っているようです。



アクロリンク7N-A2050III＜20,000円/1m＞
全体に押し出しが強く、密度感があり音数が多い。高域にやや味付けがあるが刺激的なキツさはそれほど強くない。中域は硬さはなくクリアで自然な印象。プラグが非常に硬く取り回しは最も悪い印象です。

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