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スピーカー、アンプ、DAC等のオーディオレビューをしています。
2024.04.26
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2013.04.01


ASIO-icon.jpg

foobar2000のASIO設定をまとめておきます。

ASIOはかなり複雑になってくるので図にしてみました。音質劣化の原因となるAudio Engine(カーネルミキサー)を回避して出力する方法として3つに分けています。
Kernel Streaming.jpg

このASIOはOSの機能として使えたWASAPIとは違い、ドライバーが必要になります。ASIOドライバー対応のDAC、DDC、サウンドカードなどがあれば条件は満たしていますが、もし対応製品がなければASIO出力を擬似的に行うASIO4ALLというドライバーを入れて対応します。(ただASIO4ALLは機器により動作しないことがあります)

音質的にはWASAPIよりASIOの方が良いように聴こえますが、僅差なので自分の環境ではブラインドテストをすればわからないようなレベルです。

まずASIOが対応している製品での導入例です。すでにfoobar2000を使用しているという前提で、USB-DACのRME Babyfaceを使った場合の流れになります。


case1-ASIO.JPG
1.ASIOコンポーネントをダウンロード
http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_asio

ASIO-1.JPG

ダウンロード時に"ファイルを開く"("プログラムで開く")を選択する。
"保存"を選択してダウンロードしたアイコンをクリックしてもかまいません。

「はい」と「OK」を押してfoobar2000を再起動させASIOコンポーネントを取り込みます。
ASIO-2-1.jpg
ASIO-2-2.jpg


2.ASIOの設定
「File」-「Preferences」を開き、「ASIO」-「Add New」を押します。
ASIO-3.jpg

ASIO-4.jpg

Driverを「ASIO Fireface USB」に選択し、Mapping欄がLeftとRightになっているかを確認。<none>であればクリックして変更します。
(この画面はBabyfaceの例ですが、hiFaceTWOの場合は「MUSBAudio ASIO Driver」を選択します)
ASIO-5.jpg

ASIO-6.JPG
「OK」をクリックして一度ウインドウを閉じます。


3. 出力デバイスの設定
再度「File」-「Preferences」から「Output」のDeviceを
「ASIO :ASIO Fireface USB-my channel mapping」を選択して
「OK」で終了。
(hiFaceTWOの場合は「ASIO :MUSBAudio ASIO Driver-my channel mapping」を選択)
ASIO-7.jpg

これで音出しができれば設定完了です。

次回は<ASIOドライバ非対応機種の場合>です。


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