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スピーカー、アンプ、DAC等のオーディオレビューをしています。
2024.05.08
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2013.01.10


soulnote-sa1.0.jpg

ソウルノートのプリメインアンプ、soulnote sa1.0を貸出し試聴しました。

昔学生の頃使っていたミニコンポよりも低い10Wのアンプに驚きましたが、部屋で使う音量ならこれで十分なんですね。大音量仕様を排除して実用出力での音質向上に力を入れたアンプだそうです。

比較はmarantz PM7004とONKYO A-922 Ltdです。

聴いてすぐにわかるのは、クリアでハッキリと音を前に押し出し、演奏が力強いです。低音は引き締まっていて芯があり、比較アンプより強く出ています。

どの曲を聴いても力強く明瞭になりますが、余韻や倍音は少ないので曲によっては音数の少なさが気になることもありました。ロック、ジャズ、Jポップなどテンポのいい曲は相性がいいと思います。

一方、クラシックを鳴らすとホールの残響感はなくなり雰囲気がフィットせず、スタジオでクラシックを聴いているような違和感があります。余韻を残さない特徴が出てしまうようです。

外観は驚くほどコンパクト。高さ10cm、奥行き25cmほどです。並べるとmarantz PM7004はパワーのあるアナログアンプなので仕方ないですが巨大です。あのデザインは存在感があっていいんですけどね。sa1.0は特別な高級感はありませんが、ソウルノート独特のシンプルなデザインです。

さすがに出力が10Wなので、アンプにパワーが必要な低能率スピーカーや大型スピーカーは鳴らせないようです。

DACをsoulnote sd1.0、アンプをsoulnote sa1.0、スピーカーをDYNAUDIO DM2/6のシステムで鳴らすと、元気で躍動感のあるソウルノートサウンドになります。
ロックをたっぷり聴いてから惜しみつつ返却しました。

soulnote-sa1.0-2.jpg


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