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スピーカー、アンプ、DAC等のオーディオレビューをしています。
2024.04.26
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2013.02.11


DALILektor2-1.jpg

DALI LEKTOR2(メーカー希望小売価格 ¥60,000)の試聴レビューです。
使用したアンプはマランツPM8004です。以前はデノンDRA-F107、DRA-F109でも聴いていました。


特徴
低域から高域までまとまりがよく、低音の主張が強めで元気のいい音。線が太めで少し艶のある、暖色系スピーカー。高音は柔らかめの音で色付いていて、低音は細身な見た目以上に量感があり少し膨らんだ鳴り方。ボーカルは主張しすぎず演奏と一緒に楽しめるバランスに感じます。

音場の位置は奥でもなく張り出すこともなく自然で、柔らかめの音とともに聴きやすさにつながっていると思います。
解像度はもう一歩で少し粗さを感じますが、ロック系などではあまり目立たず気にならない曲もありました。
量感のある低音の特徴と全体のまとまりの良さが印象的なスピーカーです。


ジャンル
音のバランスから、ポップス、ロック、ジャズなど広いジャンルで合いやすいと思います。特に元気な曲はフィットしますが、柔らかめの音色なのでハードな曲になると合わないかもしれません。




よく比較される同価格帯のB&W 685も同じPM8004と合わせて試聴しました。B&W 685は少し色気のあるボーカルが前に張り出して奥行き感があり、低音の量感もたっぷりと出ています。中域の艶を楽しめてロックやオーケストラの迫力も十分。コストパフォーマンスが良く売れている理由がわかります。

685もB&Wの中では聴きやすい音だと思いますが、LEKTOR2はより暖色系の柔らかさと、ボーカルだけでなく演奏もしっかり楽しめる点で自分の好みに合いました(このバランスのスピーカーがなかなか見つからない)。

B&W 685とがっつり向かい合ってロックを聴きたい気分にもなりますし、どちらも実売5万円台と考えれば魅力的なスピーカーでした。


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