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スピーカー、アンプ、DAC等のオーディオレビューをしています。
2025.01.22
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2013.01.28


foobar2000logo.JPG

PCピュアオーディオの高音質化の一つとして、foobar2000という音楽再生プレーヤーを使う方法があります。詳しく解説しているサイトはたくさんありますので、ここでは導入手順だけ書いておきます。

foobar2000とは?
foobar2000はiTunesなどと同じフリーのプレーヤーソフトですが、Windows Vista SP1以降で利用できる「WASAPI排他モード」設定を行いfoobar2000で音楽を再生させることで音質がアップします。大きな変化ではないですが、クリアさが出てより実在感のある音になります。

※WASAPIはWindows Vista SP1以降の対応です。
※XPは似た機能でWDM/KS(カーネルストリーミング)がありますので、「foobar2000 WASAPI」記事の最後に記載しています。

音質アップの理由
本来、Windowsから再生される全ての音はAudio Engine(カーネルミキサー)という所に集められ、bitレート変換が行われます。その際に音質劣化を伴ってしまうので、Audio Engineを通らないルートで出力できるようにするのが「排他モード」だそうです。その排他モードでの出力に対応しているのがfoobar2000というソフトになります。(他の対応ソフトもあります。iTunesは非対応。)

まずこのページではfoobar2000のインストールと設定を行います。
※本記事は、2013年1月28日時点の情報です。今後foobar2000のバージョンアップによってインターフェースが変わる可能性があります。


1.foobar2000のダウンロードとインストール
下のページから「Latest stable version」のfoobar2000を
ダウンロードします。
http://www.foobar2000.org/download


foobar01.jpg

foobar34.JPGアイコンをクリックしてインストール作業を完了させる。


2.初回起動時のレイアウト設定画面
とりあえずこのように選んでおきます。(後から変更可)
foobar02-1.jpg


3.項目の変更
起動すると、左サイドにPCのミュージックフォルダ内が表示されます。
上部バーを右クリックして「Columns」から列の項目を変更したり、
左下の選択項目から左サイドの表示設定ができます。
foobar03.jpg


4.曲の取り込み
左サイドのアーティスト/アルバム名を、右サイドへドラッグすることでfoobar2000へ曲を取込めます。
foobar04.jpg

iTunesからドラッグして取り込むこともできます。
foobar06-2.JPG

タブのない場所で右クリックして「Add new playlist」を選択すると、新しいプレイリストタブが作れます。
foobar05.jpg

タブを右クリックして「Rename playlist」で名前を変更できます。
foobar06.jpg


5.音量の均一化
取り込んだ曲は音量にばらつきがあるので均一化しておきます。全曲を選択して右クリック、「ReplayGain」-「Scan per-file track gain」を選択。
foobar07-2.jpg

スキャンが終わったら「Update File Tags」を押す。
foobar07-3.jpg
89dBとやや小さめの音量で統一されます。


6.アルバムジャケットの表示
レイアウトを変えることでアルバムジャケットを表示できます。
メニューの「View」-「Layout」-「Quick setup」から「Visualisation + Cover Art + Tabs」を選択します。
foobar07-4.jpg

foobar07-5.jpg
ジャケットの画像はwebから集めた画像をミュージックフォルダのアルバムフォルダ内に入れ、画像のファイル名を"front"に変更すると表示されます。JPEG形式でないと表示されないのでPNG形式など異なる場合は画像編集ソフトでJPEGにしておきましょう。


次のページ でWASAPIの設定を行います。


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